7月22日 大暑 上高地の歩き方~匂いの話2008年07月22日 (火)
皆様は、どんな感覚を使って森を楽しみますか?
緑の木々を見ましょうか。
風にそよぐ葉ずれを聞きましょうか。
人それぞれでしょうが、私の場合の話をご紹介しましょう。
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今日は荷物を背負ってえっちらおっちら森に会いに来ました。
森を目の前にしたらまずは深呼吸。
すでに森の匂いは漂ってきています。
雨上がりに似た、シンプルな湿気を感じます。
さあ、ワクワクしながら森へ。
奥へ進むにつれ、森の匂いはより強く濃くなります。
青くて、水っぽくて、どこか古い匂い。
木の葉と、下生えの草と、幹の匂いです。
小さな流れがあります。
ひんやりとした空気が水と共に下ってきます。
晴れならばさらさらと爽やかに。雨ならじっとり粘っこく。
また日なたでは川面や河原の石から反射した日光の匂い。
日陰では岸辺の苔や草木の匂いが私を包みます。
道端の大きな岩。
手を触れて、可能ならば腰かけて。
冷たい無機質な岩の匂いと
そこに息づく小さな植物の匂いが控えめに存在します。
土のむき出しになった所では、ほっこり温かいすえた匂い。
微細な生き物達がしっかり活動している証なのでしょう。
こんな調子で一時間も歩けば、私はいつも、
森の成分がしみこんで癒された自分を見出すのです。
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これらはちょうど今、夏の森の様子です。
秋になり、冬になり、季節が巡ると匂いも変化していきます。
皆様も、その季節その場所ならではの森の匂いを感じてみませんか?
きっと新しい喜びに出会えますよ。
海月
|2008年07月22日 12:29
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