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上高地節気

6月6日 芒種 僕だけ興味津々~水生昆虫達のこと

上高地は少しずつ春めいてきて、去年初秋からいなくなっていた水生昆虫達が帰って来ました。

僕はこれら昆虫が大好きなので、これは非常に嬉しい限りです。

 

・・・しかし。

しかぁーしっ!!

NPGの面々にすらいまだに聞かれることがあります。

『案山子くん、この虫なに?』

トビケラを見て、『この虫はなに?』ですよ?

ふざけているのですか?と、

 

そこで、検索表を作りました。

検索表

“上高地の歩き方”でも使っている検索表ですが、わりあい良くできていると思います。

まぁ非常に簡易なものなので、条件に当てはまらないものもいるカモですが…。

今日はこれに沿って、ちょっと水生昆虫たちの事をお話させてもらいましょう。

 

まずは、か弱く短命なイメージのあるカゲロウから。

カゲロウは、昆虫の中でもっとも始めに翅を取得したグループであると言われています。

カゲロウの仲間は、成長の段階で、他の昆虫には見られない“亜成虫(動く蛹のような状態)”というステージを経て成虫となります。

上の表のように、水際の杭や石の上で、翅を体の背中側に立ててとまっていたら、きっとカゲロウかもしれません。

 

次はカワゲラ。

馴染みのない人も多いかと思いますが、昔から“ざざむし”と呼ばれて食用とされている仲間で、

人とのつながりは結構強いみたい。

表の虫の中では唯一翅を平らにたたむので、他の虫達との違いが意外とわかりやすいかもしれません。

 

では次はアミメカゲロウの仲間。

アミメカゲロウ目の昆虫達は、カゲロウとはとても遠い仲間なのですが、名前が似ているだけにカゲロウと混同される方が多いようです。

子供達の大好きなアリジゴクの成虫もこの仲間です。

翅を屋根のように(セミに似た感じ)たたんで、なおかつ翅の中の線(翅脈)がトンボのように編み編み状になっていたらこの仲間のことが多いです。

 

最後にトビケラの仲間。

羽のたたみかたは非常にアミメカゲロウの仲間とよく似ていますが、

翅脈の入り方がまるで蝶のようになっていて、一度離れた脈は二度と繋がる事がありません。

トビケラとアミメカゲロウはちょっと難しいですが、見慣れてしまえば簡単に見分けることができるかと思います。

 

 

さぁ、これであなたも上高地で水生昆虫を見ながらフィーバーです!!

|2009年06月06日 07:45

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