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上高地節気

立秋 上高地の歩き方~待つ~

突然ですが。

上高地では、「待つ」ことがあまり苦痛になりません。

待っている何か(誰か)が来るまでの、

何かをしているようで何もしていない、

拘束されているようで自由な、のんびりとした時間。

それがけっこう楽しいのです。

 

この日は、朝に咲いて夕方にはしぼんでしまう

「トモエソウ」のつぼみが開くのを待ってみました。

6時16分、ふくらんだつぼみ

6時27分、中身が見えた

6時37分、花びらがほどけてきた

6時46分、たくさんのおしべが見えた

6時56分、花らしくなってきた

7時6分、ハチがやってきた

…この辺でお腹が空いてきたので、

朝ご飯を食べに食堂へ。

20分ほどで戻ってくると、ずいぶん開いていました。

7時24分、ホソヒラタアブ来訪

7時34分、またまたハチがご来店

7時44分、太陽が燦々

7時54分、相変わらず虫に大人気

8時4分、しっかり開いた

8時14分、おしべの赤色が薄くなった

8時24分、待ち始めから約2時間

最初の写真から最後の写真まで、2時間8分。

それだけの時間、同じ場所を行ったり来たり

うろうろしていて飽きないのは、やっぱり上高地マジック。

…案山子には「暇だね」と言われましたが。

 

2時間も同じ場所にいると、いろんなものと出会います。

やってきたハチは3種類。

トラマルハナバチ

クロマルハナバチ

オオマルハナバチ 

同じ花に2匹以上止まると、

「なんだよ、あっち行けよ」っていう感じで小競りあったりして。

可愛いです。

下の2種類はけっこう大きくて羽音も迫力があって

一見すると怖いのですが、じーっと見てるとやっぱり可愛い。

もこもこしているところと、一生懸命なところがいいですねー。

まあ生き物ってだいたいみんな一生懸命ですけど…。

 

ちなみに、一番下のオオマルハナバチの脚を拡大すると

花粉団子

「花粉だんご」が、クリーム色~オレンジ色の

きれいなグラデーションになっているんです。

花の種類が違うのかな?

トモエソウの花粉はどうやら赤っぽいようです。

 

その後、大正池にお散歩に出かけて戻ってくると

お昼のトモエソウ 

こんな感じで、朝一番の元気さはなくなってしまっていました。

 

ずいぶん待ち続けて愛着がわいたこのお花。

今度は実をつけるのを待ってみようかな…。

 

さくら

|2009年08月07日 07:54

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