処暑 僕だけ興味津々~観察道具~2011年08月23日 (火)
僕だけ興味津々、処暑のハローです。
さて、昨年興味津々で、
デーニッツハエトリと、網について書きました。
あの記事を読んで、
きっと「私も、蜘蛛観察に出てみたい!!」という方も、
いると思います。ええ、きっといると思います。
多分、必ず、どこかに・・・
なので、今回の興味津々では
実際に蜘蛛観察で使用する装備をご紹介したいと思います。
因みに、
今回紹介する装備は、上高地外で使用することが前提です。
蜘蛛類を観察するとなると、かなりの確率で、
アルコールで蜘蛛を〆て観察となるため、
採取禁止の上高地では、
ディープな観察の醍醐味を味わえないのです。
さて、観察装備の一覧はこんな感じです。
・吸虫管
・スコップ
・バット
・ルーペ
・画板
・調査表
・デジタルカメラ
・双眼鏡
・図鑑
・音叉
・捕虫網
・捕獲用ビン
・霧吹き
・マヨの空き容器
・消毒用アルコール
これに、野外を歩くための雨具や水などを
ザックに詰めれば準備完了です。
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フル装備したときの写真がこれです。
今回の写真は多くが学生時代の蜘蛛追いかけの写真です。
さて、ではこれから、それぞれの道具の使い方を見ていきましょう。
・画板
・調査表
・デジタルカメラ
まず、この三つ。
言わずもがな、記録用です。
いつ、どこで、どんな蜘蛛を見つけて、
捕獲した場合は何番の捕獲ビンに入れたのかを
書くためのものですね。
いつは日付と大まかな時間、どこでは、場所と、
どんなところで見つけたか
(林縁、水辺、草地、林内、人家、リターなど、
どんな環境にいたかということです。これらの記録を元に、
名前がわからない蜘蛛を調べます。)
あとは画板の使い方として蜘蛛の網を写真に収めたい場合、
網の後ろに差し込んで
網が目立つようにするという役割もあります。
こんなかんじで。

次に
・ 吸虫管
これは小さな蜘蛛を吸って集めるためにあるもので
図で表すとこんな感じです。
コルクで密封されたビンの中に二本の管が
通っていて、その管の片方を口で吸うと
もう片方が吸引口になるもので
いわゆる人間掃除機みたいなものです。
小型の蜘蛛捕獲によく使います。
このあと紹介するスイーピングといった
蜘蛛の捕まえ方の際に必要になってきます。
これ使うとずっと息吸い続けになるので
息切れ起こすんですよねこれ・・・
・スコップ
これはジグモなど、
地中にいる蜘蛛を掘り出すために使います。
今回の紹介した中では使用頻度が低い道具です。
あとは後述する、リター観察でも使いますね。
スコップの刃を研いでおくと
根っこを切りながら掘れるためオススメです。
・バット
リター観察のときに使います。
森の中の落ち葉と腐葉土の層のことを
リター層というのですが、そこの土を取ってきて、
それをバットに広げて、土の中にいる蜘蛛を探します。
そのときに使用するものです。
これが、すごい地味かつ、根気の要る作業で、
楽しいんだけれどもリタイアしようとおもったことは
数知れずです・・・・
・ルーペ
言わずもがなですね。
虫眼鏡です。
とりあえずこれと、
捕獲ビンさえあれば観察することは可能です。
お洒落に蜘蛛観察されたい方は、
ルーペを首から下げて、ストラップをカラフルなものに
替えるといいかもしれません。
・双眼鏡
高所にいる蜘蛛を発見するときに使用します。
一番使わない・・・というか
ぶっちゃけいらないのじゃあないかと思う物です。
ただ、蜘蛛以外にも鳥を観察したりと、
いろいろ用途があるため持って行くことが多いです。
扱いは悪いが、軽量小型なので、
個人的には双眼鏡ではなく単眼鏡を愛用していますが。
・図鑑
見つけた蜘蛛が何者なのかを調べるときに使用します。
フィールド図鑑で十分です。
フィールド図鑑でわからなかったら、
原色蜘蛛図鑑と、顕微鏡の出番です。
ここから先はよりディープな蜘蛛の楽しみ方に入ってきます。
・音叉
観察には必須です。
鳴らして網にくっつけると、獲物がかかったと
蜘蛛が勘違いして寄ってくるのです。
蜘蛛にも、
獲物を糸でぐるぐる巻きにしてから獲物に噛み付くタイプと、
噛み付いてからぐるぐる巻きにするタイプの
二つがあるのですが、そのどっちなのかがわかります。
面白いですよー、
獲物と勘違いして寄ってくる蜘蛛の動きは(笑
ちびっ子に見せると食いつきがいいです(笑
・捕虫網
いわゆる虫取り網です。網にもいろいろあって、
重要になってくるのがこの部分。
1の部分、フレームなのですが、
大きく分けると二つのタイプがあって、
スプリングでよくしなり、
収納するときに小さく折りたためるようになっているタイプと、
硬いステンレスでしならず、
小さく折り畳みが出来ないタイプがありますが、
ここでオススメなのは、硬いステンレスのタイプ。
スイーピングという、草木をばっさばっさ網ですくって、
手当たり次第に蜘蛛をとる方法で使います。
そして、取った蜘蛛を吸虫管で吸って集めるのです。
2の部分、竿に付いては
魚釣りの大物釣り用の長く太い釣竿を
流用したものがオススメです。
頑丈で、高所の蜘蛛も竿を伸縮させれば
捕ることができます。
ホントに高所にいる蜘蛛だと、
地上15mにいたりしますからね。
・捕獲用ビン
小ビンは小型の蜘蛛
中ビンは中型の蜘蛛
大ビンは捕獲用。
大ビンは網ごと蜘蛛をビンの中に
入れてしまうために使います。
ダース単位で必要になるのですよ、小ビンと中ビンについては。
神田の理科用品店に何度通ったか・・・
強化ガラス製かプラスティック製の瓶がオススメです。
・霧吹き
網に吹きかかけると、網がはっきり見えるのです。
よく霧のかかった日に網に水滴がついて、
網が見やすくなっているときを見たことは無いでしょうか。
これを人工的に作り出すのが霧吹きです。
調子に乗って使っていると、あっという間に水がなくなって、
荷物に水が大量に追加されます。
そして荷物がどんどん重く・・・(泣
・マヨの空き容器
地面を歩く蜘蛛をとるときにつかいます。
写真で見るとこのように。

いわゆる追い込み漁のような、やり方です。
ハエトリグモのような小型で
動きが早い蜘蛛に真価を発揮します。
・消毒用アルコール
動き回ってじっとしていない蜘蛛を観察するときに使います。
まあ要するにアルコールで蜘蛛を〆てしまうのですが。
この場合一匹ずつ〆ることが大事です。
複数で〆ると、蜘蛛同士足がこんがらがって、
えらいことになります。
とまあ、道具に関してはこんな感じです。
意外な使い方をするものや、
見たことが無い道具もあったと思います。
一番気軽に蜘蛛観察に出たいのであれば
ルーペ、音叉、霧吹き、図鑑、捕獲ビンが
あれば大丈夫ですかね。
さて、気軽に観察希望の方も
ガッツリ観察希望の方も
道具はバッチリと言う事で
それではこれから、蜘蛛観察の方法についての
話題に移りたいと思いますが・・・
残念ながらここでお時間となってしまいました。
実際に外に出て観察することについては
また次回の興味津々で濃ーーーく
お伝えしたいと思います。
と言う事で次回をお楽しみに。
♪ハロー♪
|2011年08月23日 07:45
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