大寒 冬暮らし~はじめての氷瀑~2012年01月21日 (土)
シーズン中にお届けしている「上高地暮らし」では
上高地でのガイドの生活の一部をご紹介しています。
しかし、11月中旬から4月中旬までは、上高地は閉鎖期間。
その期間中、ガイドは何をしているのか?
…ガイドをしていても、よく聞かれます。
というわけで。
来シーズンの開山までの期間は、「冬暮らし」と題して
冬の間に体験したあれこれを書いていきたいと思います。
私さくらが冬の間に仕事をしている場所は、長野県東部。
上高地は長野県の西の端にあるので、
同じ県内ではあるものの、だいぶ距離があります。

左側の矢印のあたりに穂高連峰が、
右側の矢印のあたりに槍ヶ岳が見えています。
…遠いです。
冬は夏とは反対に、仕事以外では出歩かないことが
ほとんどなのですが(寒いので…)
先日なんと、氷瀑を見に行く機会がありました!
「氷瀑(ひょうばく)」…凍った滝のことです。
これまでも時々主張していますが、
私さくらは水のある景色が好きです。
中でも滝は大好きです。
上高地にも滝があればいいのに、と
かなり本気で願っています。
しかし、そんな自称滝好きとしては悔しいことに、
今まで一度も氷瀑というものを見たことがありませんでした。
それはひとえに、私が冬の外遊びに
積極的でなかったからなのですが。
そこへきてのこのお誘い。
これは行かなきゃ損でしょう!
ということで、行ってきました、蓼科・横谷峡。
当然のことながら…雪道です。
そして雪の下は氷だったりします。
今年は(この時点では)積雪が少なかったので
まだ歩きやすい方でしたが、
もう15㎝積もったら危なかったかも…。
そんな感じの道です。
そして最初の滝、「乙女滝」に到着。

おー凍ってる!
しかし全部が凍りきっているわけではなく、
滝に近づくと水飛沫が飛んできます!
……さっ、寒い!
綺麗だけど!寒い!
夏だとこの水飛沫の涼しさが魅力のひとつなのですが。

滝の下流も、こんな感じで凍っています。
こちらは水飛沫が来ないので、心穏やかに見られます。

岩からしみ出した水が凍っている場所。
ヒゲクジラの口みたいです…。
※本編とは全く関係ないまめ知識
クジラは大きくハクジラとヒゲクジラに分けられる。
ハクジラはイルカやシャチのように歯を持っており、
ヒゲクジラはヒゲをフィルターのように使って海水の中の餌を
こしとって食べる。
この日は(というか「この日も」というか)
日中でも氷点下10℃前後という冷え込み。

そりゃ凍るよなぁ、と思う一方で、
それにしてはあまり凍っていないような気もします。

やっぱり流れのある水が凍るというのは
そう簡単にはいかないのでしょう。
近くで温泉が湧いているので、水の温度も
高めなのかもしれません。

ばっちり凍っていたのは流れが激しいところではなく、
岩から水がしみ出しているような場所でした。

…写真に納まりきっていませんが、すごいスケールでした。
滝の魅力のひとつに、圧倒的な力強さがあります。
ダイナミックな水の動きや、水音の存在感や。
氷瀑には夏のような動きはありませんが、
それでも「圧倒的」な感じは変わりませんでした。
人が見ていようと見ていまいと、超然とそこにある滝。
冬でもやっぱり滝っていいな、と再認識して
帰路についたのでした。
さくら
|2012年01月21日 23:04
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これだけの滝の数を一回で見るのは、あまりありません。
良く歩きましたね。
でも色んな形の滝、感心しました。
チャンスあれば、チャレンジですね。
そして冬眠中にに冬便りは、いいですね。さくらさんの熱しさが伝わってきます。
こちらは「おコタ」で楽しませてもらってます。
わっちゃん様
コメントありがとうございます。
滝は上高地にいるだけでは楽しめないものですので、そういう意味では冬の閉山期間がありがたいです。
次回配信もお楽しみに…。



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