雨水 冬暮らし~高標高地あれこれ~2012年02月19日 (日)
上高地は、標高1500mに位置します。
…割と、高いです。
今回の「冬暮らし」は、
標高が高いことで起こるあれこれの話。
上高地にいると暮らしの端々で、
ああ、高いところなんだな…と実感することがあります。
具体的には、
気温が低くて陽射しが強くて気圧が低いです。
まず気温。これは、まぁ折に触れてお伝えしている通りで
夏は非常に涼しく、春と秋はかなり寒いです。
そして冬は当然もっと寒いです…営業期間外ですが。
次に、日差しが強い。
大気が薄く、紫外線を遮るものが少ないので
それだけ降り注ぐ量も多くなるわけです。
なんでも、標高が1000m上がると
紫外線は10%増えるんだとか…。
実際に夏の上高地にいると、本当に強烈です。
日焼け止めと帽子はもちろん必須なのですが、
ついでにサングラスもあると何かと重宝します。
とにかく眩しいんですよ!
登山をする方は、サングラスをかけている方多いですよね。
私も夏の間ずっと上高地にいるので
さすがに目に良くないのかなぁと思い、
去年あたりから、外ではサングラスをかけるようにしています。
接客業ということでレンズが透明なものを使っているため、
見た目にはただの眼鏡なのですが、
外から帰ってきたときの目の感じがかなり楽です。
眩しいのが苦手な方、おすすめですよ~。
さて、最後は気圧の話。
上高地への行き帰りで、耳がつまった感じになる方も
いらっしゃるかと思います。
(私もかつてはなっていました。
最近はあまりなりません…慣れたのか?)
上高地の気圧は、海沿いに比べると
85%前後なんだそうです。
普段はそうでもないのですが、走ったりすると
空気の薄さを実感します。
…びっくりするくらい息が切れるんです。
また、低地よりもお酒が回りやすいという話はよく聞きます。
ハローは、上高地で飲んで鍛えた挙句
下山後に友人と飲みに行ったら、
誰よりも強くなっていたんだとか…。
…お酒はほどほどに。
あまり多くはありませんが、
人によっては体調を崩すこともあるようです。
頭が痛いとか、疲れているな~と感じたら、無理をなさらず。
そして、色んなものがふくらみます。


まぁ、カップ麺やお菓子袋が膨らんでも
やたらかさばるということ以外、別に不都合はないのですが、
問題はこういうものたちです。
気密性の高い、硬めの容器に、
やや粘度の高いものが入っている場合。

ちなみにこれはボディクリームです。
ボディークリームに馴染みがない方は、
ハンドクリームを想像してください。
低地から持ち込んだこういうもののふたを開けた瞬間に、
…中身が噴き出すんです…。
とはいっても、容器を普通の向きで置いている場合は
それほど問題はありません。

斜線部分がクリーム、上の白い部分には空気が入っています。
この場合…。

こんな感じで空気が膨張するので、
ふたを開けた瞬間に「ぷしゅっ!」と音を立てて
空気が噴き出しますが、
中身はそんなに噴き出しません。
問題は…。

容器の口を下に向けて置いていた時。
あるいは、荷物の中で傾いて、
中身が口側に寄ってしまった時です。

この場合、ここで空気が膨張してしまうと
クリームで口がふさがれていますので、逃げ場がありません。
…というわけで、クリームが噴き出してきます。
まあ、噴き出すといってもクリームの硬さがあるので
それほど勢いがすごいわけではありません。
ただ、…なかなか止まりません。
容器内の空気がちゃんと抜けるまでは止まりませんから、
下手をすると非常にもったいないことになります。
噴き出し始めたな~と思ったら、早めにふたを閉めて
(噴き出している最中に閉めるのも抵抗がありますが)
中身の偏りを直してあげることが大事です。
そんな細々したできごとが色々起こる高標高地。
上高地にお越しの際は、
高標高地ならではのできごとを探してみるのも
面白いかもしれません。
ただし密閉容器にはを気を付けて…。
さくら
|2012年02月19日 22:19
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