ハラへった~メシくわせ~! ・・・売店員@兼業の見る景色。2008年09月05日 (金)
カモ。
上高地で最も目にする鳥。
「わ~かわいい~♪」
散策のお客様は一様にそうおっしゃる。
だが、渾身の力を込めて、否定させてもらう。
「かわいくなんか、ない!」
<ある日の五千尺売店前>
腰掛けて休憩中のお客様。
その足元にそろ~~り。
すぐ傍まで近づいたら・・・
がぶっ!ぐいぐいっ!
本人としてはズボンの裾を引っ張るのだけど、脚に食いつかれてるお客様多数。
元々は気付いてくれたお客様に「チョーダイ」とおねだりしてたのが、更に自己主張が激しくなった模様。
7年前、私が初めて上高地に来た時、カモは歩道になんかいなかった。
まだ観光客も下りることをしなかった、河原でごろごろしてるだけだった。
あの頃は確かに、かわいかったと言える。
しかし今の堕ちた姿はどうだ!
都会のスズメやカラスと大差ないではないか。
自分から接触するあたり、スズメよりタチが悪いと思うのは私だけ?
ところで上の写真はマガモだが、オシドリも寄ってくる。
オシドリはさすが樹上で生まれ暮らすだけあって、マガモより遥かに機動性に優れている。
ベンチやテーブルの上に飛び乗り、座っている人と同じ顔の高さから見つめてくる。
走る速さも素晴らしく、離れて見ているとまるでニワトリのよう。
そしてこのオシドリ、ものすごく気が強い・・・
オシドリ、マガモを蹴散らすの図。
「ココココ」とこれまたニワトリに似た声を出しながら、その俊足でマガモを追い回す追い回す。
人間からエサをもらうのに良いポジションを取るためだ。
かわいいのに・・・しかしかわいいから、人間は弱い。
特に、オジサマは弱い(笑)
間近でじっと見つめられると、若くて可愛い女の子や、小さな孫に懐かれてるのと似たような感覚に襲われるらしい。
「なぁ、あいつら何食うの?」
目尻を下げて売店の食べ物を物色するのはやめてくだされ。
「これちょうだい」
と言われればお売りはしますが、決して与えないでくださいよ。
お願いしますよ~。
かわいかったカモを、かわいくなくしたのは人間なのですから。
「そいつら、ハトやスズメと似たようなもんですから、追い払ってくださいね」
満面の笑みでお客様に呼びかける、必死な私でありました。
*海月*
|2008年09月05日 12:41
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へえ~知りませんでした。
カモもおしどりもすごいですね。
まるで何処かの猿と同じ・・・
でも、こんなふうに生き物の生態系!?が
崩れていくのでしょうか?
それはちょっと大げさでしょうか?
あ~でもよわいカモ・・・。
身近でじ~っと見つめられたら、それだけでキュンとなりますよね。
私の地方ではカルガモは害鳥として駆除されることもあるんですけど、それも身勝手のような気がして、難しいですね、野鳥との付き合いは、見かけが可愛いだけに・・・(^_^;)。
>かんちゃん様
こんにちは。
ホント、どこかのサルと同じなんです。
大自然を謳う国立公園としては最低の状態だと思います。(あ、あのサルも国立公園でしたね)
生態系を崩さないように本気で考えようと思ったら、考えすぎとか大げさとかいうことはないのではないでしょうか。
それくらい人間の影響力ってすごいものなんだと、まずここで商売やってる我々から自覚すべきじゃないでしょうかね~・・・。
>kiki様
こんにちは。
そう、特にオシドリなんか、ホントに可愛い顔してるんですもの!
負けちゃう気持ちはよ~~く分かるんですよ~(笑)
でもカルガモが害鳥とされてる地域もあるんですね。
確かに田畑に出入りして作物を根こそぎしてしまうし、そういう言い分も分からないではありません。
人間にも生活があって、守らないとなりませんし。
だからせめて、国立公園である上高地くらいは・・・と、最小限のことしか私は考えてないつもりなんですがねぇ。
人間の凶暴性とはそれすら保てないものなのでしょうかね~。



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