上高地コラム~8月のみどころ~2012年02月06日 (月)
上高地の各月のみどころをお伝えしているこのシリーズ。
とうとう、上高地が最もにぎわう季節、8月までやってきました。
とはいえ、「上高地に来るならいつがいいですか?」と聞かれて
「8月がいいですよ」とはまず、答えません。
別に悪い季節というのではないのですが…
わざわざ「来てください!」と言わなくても、みんな来るので。
ただまぁ、各月のみどころを紹介するのが
このコーナーの趣旨ですので、
8月のいいところ、ご紹介します。
今回は、3点。
・冷たい水と川靄
・生き物たちの賑わい
・秋の気配
8月といえば、最も暑い季節です。
そんな中でも、せいぜい25度程度で過ごせるのが
上高地の夏の素敵なところ。

熱帯夜とも無縁です。
ちなみに上高地の旅館・ホテルには、
基本的に冷房設備がありません。必要ないので。
そうはいっても、上高地としては最も気温が上がる月。
7月のところでも少し触れましたが、
水温と気温の差が大きくなると、朝もやがたちやすくなります。

雨上がりだとなおのこと。

クモの巣に水滴がつくとなかなか綺麗です。
虫もいろいろ…。

アキアカネ(秋茜)です。
秋に飛ぶ「赤とんぼ」として有名ですが、
上高地ではひとあし先に見られます。
というのも、彼らは夏の間、涼しい高地で過ごし、
秋になると低地に下りていくからなんだとか。
そのころには、体の色ももっと鮮やかな赤色になります。

7月のところでもご紹介したトラマルハナバチ(虎丸花蜂)。
8月後半の寒い朝には動きが鈍く、
アザミの花の中でうずくまっていたりします。

ミヤマカラスアゲハ(深山烏揚羽)。
角度によって青や緑に輝きます。
私のいちおしの蝶々です。

こちらはオシドリ(鴛鴦)の子供です。
…普通は5~6月くらいから見かけはじめて、
この時期にはずいぶん大きくなっているのですが
この子は少し遅めのようです。
もちろん、花の季節も継続中。

メタカラコウ(雌宝香)です。
大きさと派手さは、さすが夏の花!といったところ。
一方、「お盆を過ぎると秋の風が吹く」と言われる上高地、
そろそろ秋の花も出てきます。

サラシナショウマ(晒菜升麻)。
秋の花には、花期が長いものが多いような気がします。

ススキ(薄)の穂も出始め…。

実りの季節も始まります。
8月下旬に来る方は、朝晩冷え込みますので
上着を一枚余分にご用意くださいね。
さてさて最後に、8月最大の敵である「混雑」対策です。

お盆と週末は、混みます。…これはもう仕方がないです。
お昼時などはベンチもほとんど埋まってしまいますので、
外でお弁当を食べたい方は
レジャーシートなどを用意しておくと何かと便利です。
ちなみに日陰は競争率が高いですので、帽子は忘れずに!
日程に余裕があるのであれば、
平日を選び、さらには宿泊するとよりのんびり楽しめます。
日帰りの方はどうしても昼前後にいらっしゃいますので、
散策するなら朝や夕方が狙い目です。
それから穴場なのが、8月の30日、31日あたり。
それはもうびっくりするほど人が減ります。
夏休みの宿題や新学期の準備に追われて
旅行どころではないお子さんもいらっしゃるでしょうが、
そこから解放された方はぜひ!
8月とは思えない、空いた上高地が楽しめますよ。
さくら
|2012年02月06日 17:36
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