処暑 上高地に寝る~第4回 ゴツゴツ、涸沢の夜~2009年08月23日 (日)
いつも河童橋から見上げている奥穂高岳。
悔しいので年1回は登ろうと決めているのである。
今年は岳沢から登ってみた。
河童橋から砂利のようにみえる岳沢のトコ。
更に登って林の中の急登。
更に更に登って林の急登を抜けたトコ。
岳沢を登りつめた紀美子平から上高地。
たった4枚の写真でまとめてみたが
実はこの4枚目に至るまでが目茶目茶しんどいのである。
ゼーゼーのハーハーなのである。
ここからはもう奥穂高のピークまでは吊尾根と言って
なだらかな稜線歩きが始まるのである。
そうなるハズだったのだが・・・・
同じようにゼーゼーのハーハーで歩き続ける破目になってしまった。
自分のチンケなプライドの為に。
~吊尾根の死闘 VSタイツマン~
というのも、紀美子平にタイツマンがいたのが
そもそもの始まりであった。
山なんて自分のペースで歩けばいい。
競争する場所ではない。
平素、そのような心持ちで山登りを楽しんでいる
私なのであるが、なんかよくわからないけど
全身タイツの人だけには負けたくないという
極めて幼稚な思想の持ち主なのである。
だから、今回も例外なくタイツマンには抜かれまいと
頑張ってしまったのである。
青いぜ、私。
そんなんで吊尾根では・・・
逃げる私(私だけ必死なのだが)
追うタイツマン(いや、あなた達は悪くないのですが)
さらに逃げる私(やっぱり自分だけなのだけど)
さらに追うタイツマン(ごめんなさい、勝手に勝負して)
と言う、まさに勝手極まりないデッドヒートが展開されていたのである
吊尾根では。
で、私は勝った(と勝手に思っているだけですが)
そして、悦に入ったまま
コーヒーを頂上ですすった訳ですわ。
いや~、旨かったなぁ。
しかし、この絶景を目の前にして、自分の青さに
改めて恥じ入ったのは言うまでもないのである。
山はデカイ。
自分は青く小さい。
いつも自分が住んでいるトコを見下ろすのは
すこぶる気分がいいものである。
河童橋ちっちゃ!!
1時間ほどのんびりした後、今日のキャンプ地に
向けて出発したのである。
向かった先は最近、紅葉でめっきり有名になった
涸沢である。風光明媚な所なのである。
”上高地で寝る”も4回目にして
ようやく寝る時に隣人がいる所に来たのである。
賑やかなキャンプサイト。
今までのようにポツンと私だけ一張りなんて
状況じゃ全然ないのである。
そして、今回の我が家は私が人生で初めて購入した
一軒家のマイハウス1号です。
悠々二人用なのである。
中は広々。
旅の匂いがプンプンなのである。
ああ、思いだすなぁ、あの頃を。。。。
そして、キャンプの食事と言えば
マルタイの棒ラーメンなのである。
偉大な棒ラーメン。
もう何度、山でお世話になった事か。
ノーベル平和賞をあげた方がいいですよ、
マルタイさんには。絶対に。
そんなこんなで食事をし、好きな音楽を聴き、
コーヒーを飲み、昼根をし、ゴツゴツした寝心地に
辟易し・・・
なんて悠々自適なキャンプライフを満喫してたら
翌朝は雨でした。
人生は甘くない。
小雨に降られつつテントを撤収し
涸沢を後にしたのでありました。
ガクでした。
|2009年08月23日 08:16
この記事に対するトラックバックのURL:
http://npg-alps.net/bin/bg/mt-tb.cgi/1440
頂上からの写真を見て、飛び降りたい衝動にかられるのは私だけ?
なんかパラシュートでもグライダーでもいいから背負って飛び出してしまいたい。
何も背負わなくても構わない。
そういう人は高いところ登らないほうがいいのかな・・・
ってか、また雨だったのね。
そろそろ雨男を名乗ったらいいと思う。
海月くん
「バックパッキング」・・・生活の全てを背負って歩く遊びを知っているかい?
あれも、これもと背負い過ぎたら歩けなくなるし、逆に背負わなすぎたらキャンプで困る。
つまり自分の生活に必要なものがわかるのですね、山に行くと。
それをしたくない人は山小屋を使えばいいのですが・・・
でも、若いうちはいや背負えるうちはテントを背負っていたい。そう思います。



2012年
2011年
2010年
2009年
2008年








