上高地コラム~10月のみどころ~2012年02月20日 (月)
上高地の各月のみどころを紹介していくこのコーナーも、
いよいよ終盤。
今回は、黄葉シーズン10月です。
10月のみどころは…。
・黄葉
・実りの秋
・穂高連峰の冠雪
・霜
10月は、景色の色合いが一日ごとに変わっていきます。

湿原の色はかなり変わってきているものの、
周囲の木はまだ緑のままの上旬。



トチノキやカエデ類、ハルニレといった広葉樹が色づく中旬。


そして、上高地の黄葉のメインであるカラマツが色づく下旬。
最も鮮やかなのはやはりカラマツですが、
それぞれの時期ごとに違った美しさを楽しめます。
そして実りの秋も継続中…。

カントウマユミ(関東真弓)。

ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇上らず)。

クサボタン(草牡丹)。
鳥や動物に食べてもらうための派手な色であったり、
風に乗るための羽であったり…。
草の実・木の実はそれぞれの生き方に合った
形や色を持っているので、見ていて非常に面白いです。

そして10月は、穂高連峰に雪がつきはじめる時期でもあります。
最初は積もったり溶けたりを繰り返しながら
徐々に白く変わっていきます。
上高地に雪が降るのは…
年によってかなり時期は変わりますが、
だいたい10月の終わりころ。
まだ雪に埋もれる前の上高地では、霜の白さが目立ちます。


湿原のレンゲツツジ(蓮華躑躅)に降りた霜。

ヨモギ(蓬)の葉についた霜のふちどり。

そして、コウシンヤマハッカ(甲信山薄荷)の
枯れた茎にできる、「霜柱」。
…ご覧のとおり、時期が進むほど寒くなっていきますので
防寒はしっかりご用意ください!

黄葉の華やかさの一方で、葉が落ち、
木の実も徐々に減っていって
シーズン終わりの寂しさが漂う10月。
黄葉だけではなく、冬に向かって変わっていく様々な景色に
注目してみてください。
さくら
|2012年02月20日 23:09
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